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ゼットエンジニアリング様、課題解決に向けて遠隔作業支援システムを導入

更新日:2021年3月1日

ゼットエンジニアリング様は、創業から37年間『スチームトラップ』の設計・開発・製造・販売を専門に行うメーカー様です。

スチームトラップとは、蒸気を熱源として加熱、乾燥、加湿、抽出、凝縮、滅菌、洗浄などのを行う現場に必要な部品です。

導入先は食品、タイヤ、繊維、紙、医薬、建材、砂糖、メッキ、製鉄、化学、飲料、石油コンビナート等の工場や発電所まで多岐にわたり、海外の工場へも多数の取り付け実績多数ございます。


今回は、コロナウィルス禍であっても、

さらなる生産性向上を目指す上での課題解決に向けて、遠隔支援システムを導入いただきました。




【現状の課題】

・お客様への改善提案を行う上で現地調査を実施しているが、

全国・海外と広範囲となっており、ベテランの技術営業社員に負担がかかっており、引き合いがあってもすぐに対応できない状況。

また、遠方の場合は移動時間とコストも課題となる。


・代理店を全国に展開しているが、現場調査には蒸気・熱交換器・配管などの豊富な知識と経験が必要な為、代理店及び新人が現場調査を一人でできるようにするまでには時間が必要。


・海外の現場については、コロナウィルス感染症の影響により国内外への移動が制限されてしまい現地調査ができない。



【スマートグラス導入により期待する効果】


・ロスタイム、移動コスト削減

現地の代理店にスマートグラスを配置する事で、経験の少ない作業者の技術不足を補うことが可能に。

現場に熟練技能者を派遣するまでのロスタイム、移動コストの削減にも繋がる。

本部のベテラン技術者は無駄なく効率的な仕事ができる。


・効率的な技能継承

新人がスマートグラスを着用することで、ベテラン技能者が遠隔地から同じ視界の映像を確認しながら指示が可能に。

限られたベテラン技術者が遠隔地から効率的な技能継承を行うことができる。

また、電話だけだと中身を理解しないまま作業を進めてしまいがちだが、映像への描画やマニュアルを共有しながら体系的な指示を出すことで、作業者の理解度が高まる。


・国外現地調査の対応

新型コロナウィルスの影響で海外への出張が困難な状況の中、スマートグラスを海外に発送することで現地調査が可能に。

海外との遠隔現地調査を定着させることで海外顧客の拡大にも繋がる。


ゼットエンジニアリング様では、

コロナウィルス禍であっても顧客のニーズに答え、今できることは何かを検討された上で、

スマートグラスによる遠隔作業支援システムをご導入いただきました。



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