頭部に装着するタイプのウェアラブル端末として、建設や製造業などの現場作業において注目されているスマートグラス(ウェアラブル端末)。
ウェアラブル端末の技術発達や遠隔支援などの機能の便利さから、現場でのスマートグラスの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、種類がたくさんあり機種選びに悩まれる方も。
本記事では、最適なスマートグラス機種の選び方について解説いたします。
スマートグラスの選び方
1、片目タイプか両目タイプか
スマートグラスには、主に片目タイプと両目タイプの2タイプがあります。
片目タイプはディスプレイが片方の目にしか付いていないため、表示は小さめですが自分の視界を広く確保でき、手元の作業に集中する作業に向いています。
両目タイプより軽量で、扱いやすいものが多いです。
両目タイプはディスプレイが広い分資料や図面が目の前に大きく表示されます。
マニュアル通りの作業や資料を比較しながら行う作業が必要な場合は両目タイプがおすすめです。
2、防水・防塵機能搭載の有無
スマートグラスには、様々な現場での使用を想定し防水・防塵機能が搭載されている機種があります。
個人で使用することを想定したタイプの機種の場合は付いていないことが多く、業務用モデルに多く搭載されています。
ほこりや水滴のかかるような現場で使用する場合は、予め防水・防塵機能のある機種を選ぶのがポイントです。
また、明るい場所で使用する際の遮光シェードや、目を保護する防護シールドを装着できる機種もあります。それぞれの現場の環境やニーズに沿った機種を選びましょう。
3、バッテリー容量
スマートグラスはバッテリーで稼働するため、持ち出して使用できる時間には限りがあります。
同じ業務用スマートグラスのバッテリーでも、最大駆動時間は約1~4時間程度と幅が広め。長時間の使用が多く予想される場合は、バッテリー容量が大きい製品を選ぶのがおすすめです。
また、バッテリーの保管場所や充電場所が高温多湿あるいは気温が極度に低い場所になるとバッテリー自体にダメージを与えることがあるため、管理する環境にも注意しましょう。
おすすめのスマートグラス機種
■エプソン MOVERIO Pro BT-2000/2200
エプソンの人気スマートグラスシリーズ、MOVERIOの業務用モデル/業務用ヘルメットモデルです。両目タイプになります。
防塵防滴仕様でハードユースにも対応。ディスプレイは大画面で見やすく、遠隔支援でのサポートに適しています。ヘルメットタイプは様々な現場での作業に利用でき、メガネの上から着用も可能です。
■VUSIX M300スマートグラス
スマートグラスの人気ブランドVUSIX(ビュージックス)の次世代モデル。右目あるいは左目のみでディスプレイを確認する片目タイプです。
Intel AtomプロセッサーやAndroid6を搭載しており、従来商品よりも業務用向けになったモデルです。Androidスマートフォンのほとんどの機能が提供可能。防水防塵にも対応しているので、屋外やこもった現場でも作業が可能です。
まとめ
最適なスマートグラス機種の選び方について解説いたしました。
スマートグラスには予め多様な機能が搭載していますが、さらに活用するためにアプリケーションのダウンロードが必要です。
先述したスマートグラス製品は、遠隔支援システムLiveOn(ライブオン)に対応しています。
LiveOn(ライブオン)なら、スナップショット機能や録音録画機能により、さらに多義に渡った遠隔作業支援が可能。業界安値の低ランニングコストで導入できます。
まずは、無償のトライアルで試用してみてはいかがでしょうか。
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