製造現場作業の効率化にスマートグラスを導入!そのメリットとデメリットとは?

最終更新: 2019年9月6日



作業効率化につながるとして、導入を検討する企業が増えているスマートグラス。

小型のプロジェクターをフレームに搭載することで、実際の景色に重ねて映像や画像などを投影できるアイテムです。


利便性の高い製品とは言え、実際に導入することでどのような効果があるのでしょうか。

本記事では、スマートグラスを用いた際に得られるメリットとデメリットをご紹介します。

導入を検討されている方はぜひご参考下さい。


スマートグラスのメリット

製造現場でたびたび挙げられているさまざまな問題を解消してくれるアイテムとして、スマートグラスは活躍します。では製品を導入することでどのような効果が得られるのでしょうか。


①効率的に技術を伝承できる

経験が浅い作業員や、新人作業員に技術者が作業内容を伝承させるためには現場に同行している必要があります。

口頭や資料の説明だけでなく、実際に作業する内容や動きを確認してもらうことが大切です。技術者の負担や拘束時間の削減のためにも、スマートグラスを導入して遠隔的に支援できる環境が作れます。

技術者たちは自身の作業をしながらでも、作業員の質問や動きを確認できます。

深刻化している製造現場の高齢化による技術者の不足。的確に、手間のかからない方法で技術を伝えるためにスマートグラスの導入は効果的です。


②トラブルへの対応が迅速に行える

作業に必要な機器などの故障、システムエラーなどの際。修理に対応できる管理者へ連絡を取ったり、復旧までに時間がかかってしまうことで作業が停止してしまったりと、突然のトラブルに悩まされていたかと思います。

管理者が遠方にいる場合などなかなか連絡が取れなかったりと、トラブルの解決までに時間を要していても、スマートグラスを導入することで迅速な解決につながります。

軽微な不調であれば管理者と機器やシステムの現状を共有し、指示を仰ぎながら誰でも修理を行えます。また大規模な修繕が必要な場合も悩まずにすぐに修理の依頼をすることで少しでも早く作業の開始につながります。


③同時作業の共有ができる

2人以上で同時に作業を行う場合、お互いの進行状況を把握したいもの。手を留めて確認するよりも、スマートグラスを装着することで現状を共有し合った作業が可能です。

作業のチェックリストへの記入が可能だったり、設計図やマニュアルなどに書き込みも可能なためスムーズな進行が期待できます。


スマートグラスのデメリット

映像の共有や、ボイスチャット機能によって作業の効率化が期待されるスマートグラス。導入するメリットは大きいですが、デメリットもあることを把握しておきましょう。


①バッテリー容量の心配

導入するスマートグラスによって、最大で2時間しか使用できないものや、充電に時間を要するものなどバッテリーの容量が異なります。

事前に導入する予定の製品の、内臓バッテリー容量やモバイルバッテリーが使用可能かどうかなど確認しておきましょう。

作業中にバッテリーが保てなければ、導入する意味がありません。作業時間に考慮した製品を選ぶことがおすすめです。


②導入に費用がかかる

製品の購入や運用に費用がかかります。導入規模や製品によって金額の差は異なりますが、使用用途に合った製品を選ぶ必要があります。

どれくらいの費用を要するのか、確認してから導入を検討しましょう。


まとめ

装着すれば常にハンズフリーで指示を仰ぐことや、マニュアルの確認などが可能なスマートグラス。導入するなら必要となるコストや、作業員たちが機能に対応できるか、さらに導入しようとしているスマートグラスが使用するアプリに対応しているかなどしっかり調べてから導入を決めましょう。