ウェアラブル端末「スマートグラス」等を活用した、遠隔支援ソリューション。
様々な業界で多く導入が進められていますが、どのような現場で、どのような活用方法があるのでしょうか。
また遠隔支援システムを導入する上で、メリットやデメリットも把握しておきたいところ。
本記事では、遠隔支援システムの活用方法とメリット・デメリットについて解説いたします。
遠隔支援システムの活用方法は?
遠隔支援とは、スマートグラス等ウェアラブル端末を使用している作業者が、他の場所にいる技術者などとコミュニケーションを取りながら支援を受けるというシステムです。
スマートグラスで撮影した映像や静止画はリアルタイムで他の端末に送信することができ、同時に音声通話も行えます。作業者は作業をしながらハンズフリーで指示を仰ぎ、端末越しに作業を確認する技術者などは赤ペンなどの機能を使って作業者に指示を出せます。
他にも、現場からのリアルタイム映像を使用した教育研修や、技術継承のための記録としての活用方法もあります。
遠隔支援システムを活用するメリット
■人の移動時間やコストが軽減する
作業者への指導のために技術者が現場に出向いたり、トラブル対応のために現場へ現状を確認しにいくなどといった移動の時間やコストをカットできます。
遠隔支援システムであればリアルタイムで撮影したデータを遠隔で確認できるので、わざわざ現場に出向く手間が省けます。
時間短縮にもなるため作業のスピードも上がり、特にトラブル時は迅速な対応ができるので作業者・技術者にとって大きなメリットになると言えるでしょう。
■作業効率がアップする
従来の作業の場合、現場にいる作業者が何か分からないことがあったりトラブルが起きた場合、事務所にいる技術者に電話で口頭で伝えるか、文字と写真を駆使してメールで伝える方法しかありませんでした。そういった場合は手間や時間が掛かり、手も塞がるので作業が進みません。
遠隔支援なら、ハンズフリーで映像と音声という二つのデータを同時に送受信できるので効率的です。作業効率だけでなく、品質のアップにも繋がります。
■ミスを減らせる
技術者が常に遠隔で確認・支援できることから、作業のミスを大幅にカットすることができます。また、作業の確認方法が容易になり、作業者が技術者に質問しやすい環境が整うという点でもミスの軽減に繋がります。
遠隔支援システムで撮影された映像は教育研修の教材にも使用できるため、作業者のスキルアップの一環としても活用できますよ。
遠隔支援システムのデメリット
■インターネット環境の整備
遠隔支援システムはインターネットを要するので、インターネット環境がない現場では使用することができません。
特に、山奥や電波の悪い建物などインターネット接続が困難になる現場では、遠隔地にカメラ映像を送信できないため、遠隔作業支援が不可能となります。
社内のインターネットが不安定な場合も、システムを十分に利用できないことがあります。
導入の際には、社内のインターネット環境は安定しているかの確認も同時に行いましょう。
メリットとデメリットの把握で円滑な導入を
遠隔支援システムの導入は、企業の未来に向けた投資とも言えます。
導入することで発生するメリットとデメリットを把握し、有効的な導入・運用を目指しましょう。
遠隔支援システムLiveOn(ライブオン)なら、一般的な機能に加えてカメラ映像の録音・録画機能やスナップショット機能を搭載。より幅広い遠隔支援システムの活用が可能です。
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